MIRAI LABO.
MIRAI LABO. は
渡部健司研究室が外部企業、外部団体、地方自治体、行政などと手掛けていく
『共同研究・実験・開発プロジェクト』です。
また、プロを養成するためのゼミ研究室も兼ねています。
MIRAI LABO.は何を研究し、何を実現していくのか?
大きな研究、開発テーマとしては
『リアルとバーチャルの融合』
です。
これからの次世代コンテンツは2つの軸で構成されていくと考えます
ひとつは
【リアル】と【バーチャル】の軸
リアルとバーチャルの境界線は近年曖昧になってきています。そして、そのはざま(間)には新しく生まれている領域がどんどん広がっています。
私たちはその新たな「はざまの領域」を研究し、そこにある映像技術や映像表現を実現していきたいと考えています
そしてもうひとつは
【リアルタイム】と【プリレンダー】【ポスト処理、ポストプロダクション】の軸
UnityやUNREAL ENGINEなどのゲームエンジン、Touch DesignerやNOTCH VFXなどのリアルタイムグラフィックスなどを
使ったいわゆるリアルタイムの世界と今までのMAYAやBlender、CINEMA4Dなど既存3DCGを使ったプリレンダーの世界とはそれぞれが領域が異なるものでした。
しかし、この数年の技術の進歩、グラフィックスボードの発達はプリレンダーからリアルタイムレンダリングへ大きく舵を切っていくと考えられます
また、合成、エフェクトなどのいわゆるポストプロダクションと言われてきたパイプラインもバーチャルプロダクションやリアルタイム配信、
リアルタイムARXR合成などの進歩とともに変化しています。
いわゆるポスプロで考えられていた後処理、後加工の壁はもうすでになくなりつつあります。私たちはそれらの新しいパイプラインを理解し、設計していいかなければなりません。
MIRAI LABO.ではこの2つの軸を中心に映像コンテンツ、空間演出、ライブイベントなどのエンタメコンテンツの制作を捉えていこうと思います