これからAfterEffectsを学んでいきます。
学ぶ上で必要な情報を載せていきます。
まず、大事なことは、
プロジェクト管理 です。プロジェクト管理は制作上、ツールを使う上で一番大切なことですが、ほとんどの場合は自己流で、ツールの法則やルールを理解しないまま使用して、保存ファイルを見失ったり、プリセットや設定を間違う場合が非常に多いと思います。
初期の段階からそのツールの初期設定を理解するようにしていきましょう。
- パイプライン(ワークフロー)の設定
- ファイルの格納場所、フォルダー(ディレクトリー)管理
- ファイルネーム
- 保存、更新のタイミング
- 最終ファイルの整理整頓
- アーカイブ
1.パイプライン(ワークフロー)の設定
作業の流れ、手順を設計することは効率の良い制作や無駄を省く上で重要な要素です。特にグループワークの時にはパイプラインをその都度設計をすることも多いともいます。ローカルルールを決め、スタッフに周知させ、徹底させることでスムーズな制作の流れを作っていきましょう。
2.ファイルの格納場所、フォルダー(ディレクトリー)管理
パイプライン(ワークフロー)の最初はファイルの格納場所をきちんと決めることです。そのためのフォルダー(ディレクトリー)の作成を行うようにしてください。
3.ファイルネーム
ファイルネームは好き勝手に何にしても良いわけではありません。後からファイルを探すときに分かりやすかったり、他のスタッフが見たときに何かが分かるように基本的なルールを作っていくようにしてください。
例えば、
プロジェクトネーム TEST_1028_t2
日付け、バージョン _xxxx,_v2,_v3,_t2,_t3
何が変更されているか、-retake,-re,-cc,-ss
4. 保存、更新のタイミング
ツールによっては10分ごとに自動保存されるツールもありますが、ほとんどの場合は各自でプロジェクトを保存する必要があります。また、ファイルを上書きするのか、新たに別名で保存するのか、そのタイミングを図る必要もあります。データをバックアップしたり、データを紛失したりしないためにもこまめに保存することを心がけましょう。
5.最終ファイルの整理整頓
プロジェクトが最終段階に入るとたくさんの中間ファイルや未整理のファイルがあることに気が付くと思います。必要なファイルと不必要なファイルを仕分けして、プロジェクトデータを整理できるようにしておきましょう。
6.アーカイブ、バックアップ
プロジェクトが終了するとそのプロジェクトのデータをアーカイブ(吸い上げ)します。いつまでもサーバーなどにデータを残さないようにしてください。プロダクションによってはデイリー(毎日)やウィークリー(毎週)のバックアップをする場合もあります。それは、何かの事故でデータの紛失や消去を防ぐためです。