今回は13回目です。
余すところ残り2回です。
今日は
『Anamorphic Illusion アナモルフィックイリュージョン』
『Forced Perspective フォースドパースペクティブ 強制遠近法』
の話をしたいと思います。
どちらも錯視やトリックアートのひとつのジャンルです。両者を学ぶことは ”リアルな映像” を学ぶ上に非常に大切な要素を含んでいます。
なぜ、映像はリアルに見えるのか?
なぜその映像は立体感や奥行き、距離感を感じるのか?
この答えは、実写の特性を学ぶことでもあります。
実写の特性の中でも実写がどのように立体感や距離感を感じるのかということに通じます。
それらの特性を理解することによって、CGやVFXの表現がいかにリアルな表現に近づけられるか、ということにもつながります。
これから見ていくいくつかの事例の中で実写の特性の中のどのようなエレメントが使われており、何が大切なのかを考えていくようにしましょう。
さて、もうひとつ
フォースドパースペクティブ
です。
Forced Perspective 強制遠近法
Forced Perspectiveの例
お馴染みのザックキングのVineムービーです。
最近のCMの中で使われて
パブロンエースPro CM「トリックパッケージ」篇 30秒
JAL先得「旅の写真」嵐篇 30秒
ライオン システマ(岡田准一)「鼻歌」編 V6 歯ブラシ
Toyota Tsusho 豊田通商 CM 「再生可能エネルギー事業」篇 15秒
今日のまとめです。
『Anamorphic Illusion アナモルフィックイリュージョン』
アナモルフィックを学ぶことは
映像 実写の特性を学ぶことである
映像 実写の特性 ”リアル” “立体感” ”実在感”
- パースペクティブ 画角 Perspective
- 影 shadow
- 陰影 Shading
- 映り Reflection
CG、VFXを理解を深めることが出来る
プロジェクションマッピングを学ぶことでもある
『Forced Perspective フォースドパースペクティブ』
強制遠近法
錯視のひとつ 視覚効果のひとつ
ある大きさのモノを
手前と奥に配置し
遠近法で
小さくまたは大きく映す方法
遠近(奥行き)をうまく使うと
様々な表現ができる
今日はこの辺で終わりにします。
残すところ、あと2回になります。
来週は、最終レポートの話もします。