デジキャン!の理念

私たちは、知識を吸収することだけではなく、物事に対する考え方、取り組み方、姿勢を学びます。そのため、デジキャン!に集まるメンバーには、学びの思想、哲学を理解し、賛同してもらえる学生に集まってきて欲しいと思います。

デジキャン!は3つの『共』を大切にします

 有』Sharing
情報を共有する、その為に十分な話し合いをしていく

 『感』Echo
結論や意見を同じにするということではなく、相手の意見を理解し尊重する

 『創』Collaboration
共にコラボレーションしながら何かを作り出すこと

そして
デジキャン!は3つの『T』を意識します

 『Talent』
才能、スキル、素質、その人が本来もっているオリジナリティ、独自性

 『Technology』
技術、テクノロジー、デジタル情報社会に必要なデジタルリテラシー

 『Tolerance』
寛容性、相手を認め、お互いに理解し尊重していく

この3つの『T』はクリエイティブクラスやクリエイティブシティの提唱者でもある社会学者リチャード・フロリダの言葉です。企業や社会、都市といった単位でもこの3つの『T』を尊重することによりクリエイティブで豊かな経済やコミュニティ社会を築くことが出来るという考え方です。かつて、私は彼に会う機会もあり、彼の言葉や考え方に感銘を受けました。私はこの言葉が非常に大切だと思っています。

特に
Toleranceという言葉は、寛容性という意味だけではなく、偏見にとらわれない公平さ,独断的でない見識、理解力を持つという意味も含まれてます。
今のマスメディアやジャーナリズム、教職につく者達すべてに対する警鐘の言葉でもあると思います。

役割と責任 Role and Responsibility

一方で、プロジェクトを遂行していくときに必要なもの、意識しておかないといけないものに次の2つがあります。

『役割』『責任』です。プロジェクトに対して自分はどういう役割を演じるのか、関わるのか、そしてその中でどういう責任を果たすのか、背負うのか。

これは、簡単なようで実は大変難しいことです。大人の人間、プロと呼ばれている人でもこれらをきちんと全うしている人、出来る人は限られていると思います。

それはなぜか?自分の役割を小さく見積もったり、責任の範疇を自分で狭めていくからです。また。プロジェクトが思うように進んでないとき、人は無意識のうちに自分を守るために役割や責任から逃れようとしてしまいます。その時に逃げ出さない、強い意志と強靭な精神力が要求されます。

デジキャン!の中では、自分が決めたプロジェクト、役割、責任から逃げ出さないようにしてください。