バーチャルプロダクションへのひとつのアプローチ 影と映りの研究

ゼミ生でもある三平龍一朗くんの卒業研究成果

彼が研究したバーチャルプロダクションにおける影と映りの研究を映像化したものです。

本来はLEDウォールで実現するものを研究室にある液晶モニター(以下LEDウォール)を2面使用し、背面と床面に配してます。

中央にあるボールは実際の本物。左側はLEDウォールに描画されたCGボールと影と映り、向かって右側はARで合成されたCGボールとLEDウォールに描画された影と映りです。すべてUNREAL ENGINEでリアルタイム描画しています。

まだまだ細かい点では課題点、改善点もありますが、バーチャルプロダクションでの影と映りの問題をひとつのアプローチで実現して見せたという点においては評価できると思います。

このジャンルはまだまだ未開拓な部分も多いです。今後も実験や研究を通じて成果を出していければと思います。