C4D Part3 実写にCGを合成する マッチムーブを覚えよう!

今日は実写とCGを合成することをやってみたいと思います。

そして実写のカメラの動きにCGを合わせるためにトラッキングという技術を使って実写のフッテージからカメラの画角、動きを解析してCGのカメラを作り出す『3Dトラッキング』をやってみたいと思います。

トラッキングとは?

トラッキングとはトラック=Track 追跡する、追いかける、という意味です。実写のフッテージの中にサンプリングポイントを任意あるいは恣意的に抽出して、そのポイントをトラッキング(追跡)します。その結果を2次元的、3次元的な空間座標に展開したものが、2Dトラッキング、3Dトラッキングと呼ばれます。トラッキングの技術を使うことで例えばモニター画面の中に映像をはめ込んだり、看板を差し替えたり、することが出来ます。

 

マッチムーブとは?

マッチムーブ、あるいはカメラマッチムーブとは、上記のトラッキングのうち3Dトラッキングの機能を使って実写のフッテージからカメラの画角、動きを解析してCGのカメラを作り出したものです。この技術によって、空撮や激しいカメラワークでもそのフッテージにCGの要素を違和感なく合成することが出来るようになりました。このマッチムーブは映画『ハリーポッター』の中でたくさん使われています。言い換えれば、『ハリーポッター』の世界を実現させるために発達していった技術です。

いくつかサンプル見せます!

今日の流れ

トラッキングを体験する

1 AfterEffectsの2Dトラッキングの紹介

2 AfterEffectsの3Dトラッキングの紹介

3 C4D上で3Dトラッキングをやってみよう!

3DトラッキングTracking = マッチムーブCamera Match Move

Cinema4DはMAYAや3dsMAXよりも操作が簡単です。物理シミュレーションなどはボタン一つで操作できます。次の例を見てください。

これはCinema4Dフルパッケージ版のDynamic Simulationを使ったものです。オブジェクトに「Mograph」/「Moronoi Fracture」 や「Simulation Tag」/「Rigit Body」と「Collider Body」を付けただけです。 あっという間にできてしまいます。
アイディア次第でこんなクリップも作ることができると思います。

ごめんなさい、今日は資料準備不足です。。。

参考のチュートリアルを挙げておきます。