InterBEE2022とコラボ、『VerseTV in IPUT』出展しました

InterBEE2022(11/16-18:幕張メッセ)にブースを出しました。

これはInterBEE様のご協力のもと学生との実習プログラムの一環として学生が創造する情報発信と題して試みられたものです。

私たちは日頃より行っているいくつかの実習系カリキュラムのうち、「地域共創デザイン実習」「デジタルコンテンツ応用実習」「臨地実務実習-II」の学生たちによるいくつかの実験です。

InterBEE x VerseTV in IPUT

InterBEEと東京国際工科専門職大学デジタルエンタテインメント学科渡部健司研究室は共同でブースを設置、サテライトスタジオとして情報メディア発信、ライブ番組、インタビュー取材、技術研究展示などをおこないます。実際には2年次の「地域共創デザイン実習」、3年次の「デジタルコンテンツ応用実習」「臨地実務実習-II」、渡部健司研究室映像研、MIRAI-LABO.の学生たちが発信するさまざまな情報コンテンツをラインナップしていきます。

主な内容

・ライブ番組配信 さまざまなゲストをお呼びして番組を制作、同時にライブ配信していきます
・大型LED上映 大画面で制作コンテンツ上映をします
・取材番組制作 出展ブースを突撃取材、編集してウェブサイトにアップ
・バーチャルプロダクション実演展示。『日本一小さいバーチャルプロダクションVeraeTV Café』(2日目・3日目)
・『VerseTV』ウェブサイトによる情報発信


最初の何もない状態 3m x 6m


AOTOさん、LEDセッティング開始 まずはフレームと基盤を設置


最後にLEDパネルを貼り付けていきます


とりあえず、リハーサル


現場ではリハ進行中


はい、本番始まりました

1日目
新たなXRスタジオの試み
ヌーベルバーグ n00bスタジオ 中江駿さま


初日の1番ゲストはn00b スタジオの中江駿さんです。時間のない中、駆け付けてくださいました。
n00bさんの最先端の表現を見据えている姿勢に感銘を受けます。

IP PAVILION IP放送への誘い
『月刊ニューメディア』吉井勇さま


2番手は『月刊ニューメディア』の出版局長の吉井勇さん
絶妙なトークに思わず引き込まれます。InterBEE会場内のIP PAVILIONのお話をしていただきました。


大型LEDパネル最前線
AOTO 黒川和夫さま


3番手、背面の大型LEDディスプレイをご提供いただきましたAOTO 黒川和夫さんに来ていただいて、
最新LEDパネル事情をお話しいただきました。機材トラブルで前半の音声が収録されておりませんでした。大変申し訳ありませんでした。

InterBEEを考える
HOTOSHOT編集長 石川幸宏さま


次々とゲストが登壇 学生MCと軽快なトーク 今回2年生の学生たちが大変お世話になった
HOTOSHOT編集長 石川幸宏さん。取材方法や心構えなどご教授いただきました。



4社共同バーチャルプロダクションデモルーム開設
TSP(東京サウンドプロダクション)掛田憲吾さん


TSP(東京サウンドプロダクション)掛田憲吾さん
4社合同で展開するバーチャルプロダクションデモルームのお話をしていただきました。

InterBEE会場でDJVJタイム


初日のラストはDJVJタイムです。もっと音出せ!


初日が終わると2日目に向けてセッティング替え、今度はバーチャルプロダクションに挑戦です。


台湾から助っ人登場

2日目
マルチ映像サーバーのパイオニアdisguise 三寺剛史社長さま、飯田厚二さま


2日目の1番バッターはdisguise 三寺剛史社長
軽快なトークで場が一気に和みます。


disguise のもうおひと方、マーケティング飯田厚二さん
disguiseの歴史や今のバーチャルプロダクション、ゴーストフレームの話にも発展して非常に面白い内容でした。

3D立体業界のレジェンド3DBiz研究会/アレイズ泉邦昭さま


2番目のゲストは3DBiz研究会、株式会社アレイズの泉邦昭さん
古くからの知り合いでもあり、良き大先輩でもある泉さんの話も楽しかったです。
ハリウッドの「StereoD」という3D映画専門スタジオのファウンダーでもあります。



当時の『ハマクリ』VOL.31の様子  懐かしい

『ハマクリ』50回目の記事がありました。ヨコハマ経済新聞

CM業界でのVP活用 ビジュアルマントウキョー 桑原雅志社長さま、申崇寛さま


2日目のトリを飾るのはビジュアルマントウキョーの桑原雅志社長とVFXプロデューサー申崇寛さん
CMの中で活用されているバーチャルプロダクションの事例を伺いました。


番組の収録が終わっても私たちの修正、変更作業はまだまだ続きます。
2日目の作業延長届け。とうとう作業終了予定時間32時30分になってしまった。(;^_^A


3日目の朝がやってきました。
カフェには看板やネオンサイン、窓にもメニューが描かれました。
やっと、お店らしくなってきた。。。外のライティングも少し調整して明るめに。


最終的にここまで漕ぎ着けました。いい感じのワンショット。

みんなでバーチャルプロダクションのまとめの発表、そして記念撮影。

3日目
最新映画『BATMAN』でのVP舞台裏AOTO黒川和夫さま


3日目の最初のゲストは1日目にも登壇いただいたAOTO黒川和夫さんに再び登場願いました。
新作映画『The Batman』の中で使われているバーチャルプロダクションの事例をお話しいただきました。
さすがにハリウッドのバーチャルプロダクションは凄いです。。。

台湾VTuverビジネス事情
Tukunft Worksクリストファー・チェンさま


2番目のゲストはTukunft Works Ltd.,のクリストファー・チェン社長。台湾でVTuverを盛り上げるビジネスを
展開しています。日本と台湾のVTuver事情の違いが浮き彫りになります。興味深い。


3日目にして1カメラで寄りショットに対応できるようになりました。引き画面と2人それぞれ全部で
3カメラになります。


TV局でのVP事例
TBS ACT 青木貴則さま


3日目、本当のトリを飾っていただいたのはTBS ACT 青木貴則さん。TV局の特番やドラマの中でのバーチャルプロダクションの
活用事例をお話しいただきました。いやあ、面白かった。。。

今回、3日間で11番組、のべ13人にご登壇いただき、それぞれバーチャルプロダクションやそれ以外にも最前線のお話や昔話
に盛り上がりました。私にとって至福の3日間でもあり、有意義な時間でした。みなさん本当にありがとうございました。

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今回の目玉は

AOTOさまから136インチのLEDディスプレイをお借りして背面に設置、その前でトーク番組を繰り広げました。


もうひとつはVIVEの新製品VIVE Mars CamTrackもお借りすることが出来ました。日本での公開は
な、なんと初めてです。


キャリブレーション、Inner FrastumとXRとの合成はAximmetry


みんなのイメージを固めるためにミニチュアを製作、窓際のカフェテリアです

途中で試行錯誤していた時期のカフェのデザイン試作
CINEMA4D + UNREAL ENGINE


実際のLEDのパネルサイズはこれです。これに対して外側のXRをリアルタイムに合成しています。


合成するとこうなります。中画面と外側が見事(?)につながりました。。。